FXの様々なリスク


 FXは通貨を銘柄にし、これを売買しながら、外国為替市場の為替相場のレート変動を利用して、利益などを求めていく投資取引になります。

投資を求めた取引であるために、FXには様々なリスクが存在しています。
例えば、取引きの注文を行ったのに、それが目的の価格ではなく、違う価格で約定されたり、また、注文そのものがなかなか約定されずに拒否されたりするリスクがあります。
こうしたものは、相場の流動性によって生まれるリスクで、為替相場が急激に大きく変動した場合などに比較的に発生しやすくなります。

特に、取引量や流通量の少ない通貨においては、こうした流動性のリスクが起こる可能性が高くなるので、こうした通貨での取引を避けることが、リスク回避の基本になります。
また、注文が偏って殺到してしまうことでも、取引注文がきちんと反映されないという事も起こりますので、この場合は、取引きの価格を少しずらしてみるなどによっても対応ができることがあります。

またこの流通性のリスクで最も危険度が高いものは、大きな金融危機などによって、為替相場のレート変動が大幅に動いた時になります。
かの、サブプライムローン問題に端を発するリーマンショックや、ギリシャの破たんから派生していったユーロ危機、安定している通貨といわれていたスイスフランが急激な変動を起こしたスイスフランショックなど、世界中に影響を与えるような未曽有の相場の乱高下では、通貨の価格の変動に注文が追いつかず、注文が全く約定できないまま、負債が広がっていくというケースも起こるのです。

また、通貨に設定されている金利が変更されることによるリスクもあります。
通貨の金利が高い場合には、その通貨を買って保持することによって、その金利の恩恵を受けることができるために通貨の人気が高まり、これによって為替相場が大きく変動してしまい、組み上げていた取引き戦略が崩れてしまうことがあります。
特に、通貨の金利差であるスワップポイントを求めた取引の場合、日ごとの集計で得られるスワップポイントの利益が減ったり、場合によってはコストとして支払わなくてはならない状況になることもありますので、金利の情報には常に注意を払っておくべきでしょう。

取引きの状況によっては、投資家が保持している通貨に含み損が発生することがありますが、この含み損の額が、取引業者に預けている証拠金に対して一定の割合を超えると、その時点での損失で強制的に決済をされるロスカット、問われるもののリスクも存在します。

本来、このロスカットは投資家の損失が証拠金を上回ってしまい、借金を負うようなことが起こらないように、証拠金内の損失で抑えるためのものなのですが、それでも、投資の資金を大きく失うことになるため、これが原因で以後の取引きを行えなくなるケースは非常に多く、また、余りに為替相場が急変すると、このロスカットの対応が間に合わずに、証拠金を超えるような負債が出てしまうこともあるために、相場の動きには充分な注意が必要になるでしょう。

情報源: 【HIGHLOW.US】